予想外な仕事ぶり
復職してから仕事の負荷を少しずつ増やしていったのは復職のところで書きましたが、 仕事は実は私が予想していたような昔の通りの仕事ができなくなっていたんです。
まず最初に悩まされたのが「物忘れ」です。リーダーの方から「こういう動画を作ってくれ」と言われても、 打ち合わせのテーブルから自席に戻る間に、受けた指示を忘れてしまうんです。これはかなり苦労しました。 主治医に聞いたところ薬の副作用とのことでした。これはしょうがないので、打ち合わせの時にはかなりの量のメモをとるようにしました。
しかし、これも副作用なのかもしれませんが、手の震えがすごかったんです。 書いたメモはその日のうちに見ておかないと、何を書いたのか分からないほどでした。
自分が予想していたような仕事ができない。また仕事のパフォーマンスも上がらない。 当然、結果も出ない。かなり悩みました。2年間も私と私の家族を支えてくれた会社ですから、 早く恩返ししたかったし人並みの仕事ができるように、 朝は7時くらいから会社に来てまだ誰もいないうちから扱っていたソフトウェアの勉強をしてました。
しかしなかなかパフォーマンス、アウトプットが出ない。
さすがに落胆しました。でも部長と話をして、「お前にいきなりアウトプットは期待していない。 むしろ毎日きちんと会社に来て、作業レベルでもいいから粛々と出された仕事をこなしてくれ」と言われました。 社会人になって12年目です。会社的にはもっとも稼ぎ頭な年齢です。思ったように仕事ができない自分をかなり責めていたことを覚えています。
チームリーダーにも話をしました。チームリーダーも部長と同じことを言っていました。 チームリーダーには「2年分歳をとって、そりゃぁ記憶力も落ちる。体力も落ちてるし会社に来てることが大切だとおもうぞ」と言われました。
私の周囲の方々は休職前の私のことを知っているので、早く病気を治して復活を望んでいました。 そして戦力として働いて欲しいと期待してくれていました。
それが本当に嬉しかったです。
また、別会社なのですが、休職前にずいぶん長く付き合った友人がいるんです。 その方は私が扱っていたプロダクトの日本法人の方で、復職してから2年ぶりに会いに行きました。 「久しぶりだから飲みにでも行きましょう」という話になったら、その友人の上司2人(面識ありです)もついてきて、 「復職祝いをしましょう!」と言うことになってしまいました。6月中旬のことです。 12年間の社会人生活で築いた人間関係は私にとって貴重な財産なんだなと痛感しました。
私の周りには仲間がいる。きっと自殺なんてことをすると悲しんでくれる。もっと頑張ってみよう、と思えるようになりました。
タグ
2010年11月15日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |



